今回はSEO対策の基本はGoogleのビジネスモデルを理解することでSEO対策に繋がることについて解説します。
SEOの応用編で少し解説しましたが、Googleアドセンスで収益を出すということはGoogleのビジネスモデルを理解しなければいけません。
Googleのビジネスモデルを無視したサイト運営を行うと、コンテンツが上位表示されないどころか最悪の場合アドセンスアカウントが剥奪されることもあります。
アカウントが剥奪されると復活するのは、ほぼ不可能なのでThe endになります。
しかし、Googleのビジネスモデルを理解しサイト運営を行うとそのような事にはならず、SEO対策にもなります。
サイト運営でSEO対策は様々なテクニックなどがありますが、Googleのビジネスモデルを理解した上で行わないと後々困る場合もありますので、サイト運営を長く行いたいのであれば、サイト立ち上げ初期からしっかり理解しましょう。
Googleってどんな会社?
Googleアドセンスでサイト運営を行うという事は、当然ですが収益はGoogleから振り込まれますがGoogleはどこから収益を得ているのか、仕組みやビジネスモデルを理解することでサイト運営の利益に直結するといっても良いでしょう。
そもそもGoogleとはどんな会社なのでしょう?
Googleは検索エンジンやクラウドサービスなどを駆使しビジネスを展開する世界最大規模のIT企業になり、収益のほとんどが検索エンジンからの『検索連動型広告』からになり利便性の良さなどから世界中の多くの人(ユーザー)から支持されている会社なのです。
『検索連動型広告』とは、ユーザーがインターネット検索したキーワードに関連した広告を検索結果と一緒に表示される広告になります。
インターネットで検索をした場合に情報と共に『広告』を目にしたことはないですか?
この広告を企業がGoogleに広告料を払って表示されているのです。
わかりやすく言えば、テレビや雑誌などの広告収入と同じです。
スポンサーである企業がいてテレビ局が番組が作られ視聴者が番組やコマーシャルを見て商品などを購入する仕組みです。
このビジネスモデルのインターネット版が『検索連動型広告』みたいな感じです。
Googleは検索エンジンだけではなく『Gメール』や『Googleマップ』などのクラウドサービスなども展開しており、企業から一個人まで世界中のユーザーが利用しています。
Googleのビジネスモデルとは?
Googleがどんな会社なのかちょっと理解が出来たと思います。
では、ネットビジネスを始めるにあたってもう少しGoogleを理解しましょう。
Googleのビジネスモデルを理解し、ネットビジネスで自分がどこの立ち位置なのか理解出来れば、より良いサイト運営が出来ます。
Googleの殆どの収益に当たる『検索連動型広告』でネットビジネスを行う人の立ち位置を考えましょう。
Googleは検索エンジンでユーザーが検索をする時のキーワードに関連した広告をユーザーの検索結果と共に広告を配信してます。
キーワードに関連した広告は企業や広告主がGoogleに広告料を支払っています。
そしてサイト運営者はGoogleから掲載料をもらい広告をサイトやホームページに掲載し辿りついたユーザーが企業や広告主の広告を目にします。
ネットビジネスでサイト運営をしていますので、サイト運営者のあなたの立ち位置です。
このように『Google』『広告主』『検索ユーザー』『サイト運営者』が存在してビジネスが成り立っています。
Googleは広告主から広告主はユーザーからユーザーはサイト運営者からサイト運営者はGoogleから利益を得ています。
このビジネスモデルは全ての関係性がwin-winにならなけれな成立しないのです。
しかし、ここで理解したいのが利益はお金だけではなく、検索ユーザーはサイト運営者から情報という利益を得ています。
ユーザーがあなたのサイトに広告を見にアクセスするのではなく、あなたのサイトやホームページの情報という利益を求めてアクセスしその結果、広告が表示されているのです。
たまに、サイトやホームページのコンテンツにユーザーにとって利益とも言える情報が殆どなく広告だけを表示しまくっているコンテンツを見かけますが、これはユーザーにとって有益ではないので、win-winの関係では無くなります。
そうなると、Googleのビジネスモデルから逸脱しますので当然Googleからの評価が下がったり最悪の場合はペナルティーやアカウント停止処分になる場合があります。
Googleのビジネスモデルが理解できれば収益に繋がる
Googleのビジネスモデルが理解出来たらサイト運営の考え方が変わってきます。
Googleのビジネスモデルや理念を理解しなかったり無視をし、収益ばかりにフォーカスしているサイト運営者も多いです。
どうやったらもっと稼げるか?
どうやったら楽に上位表示できるか?
どうやったら広告をクリックするか?
などなど、この様な考えのサイト運営者も多いです。
確かに収益を出すにはこの様に考えてしまいますが、その前に理解しないといけないことがあります。
Googleの基本アルゴリズム概念は『ユーザーにとって有益な情報を提供する』とあり、上記の様な考え方はユーザーにとってではなく、自分本位な考えたになってしましGoogleの概念とは沿わないのです。
自分本位な考え方でサイト運営を行っていては『ユーザーにとって有益な情報提供』は出来ないので、結果Googleからも評価されずに収益には繋がりません。
しかし、Googleの基本アルゴリズ概念を基本にサイト運営を行えば収益に直結します。
そして、Googleが揚げる10の事実という理念があります。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
ここに揚げている事実は、サイト運営者も落とし込んで理解を深めれば収益に必ず繋がります。
どんなサイト運営でもSEO対策の基本になりますので、理解できるまで何度も落とし込みましょう。
そうすれば、健全なサイト運営を行うことが出来、結果的にSEO対策になり収益を出し続けることが出来ます。